ANAマイレージ特典航空券「国際線」にマイルを使うために知っておきたい条件やルールについてお伝えしていきます!
実は意外と知られていない、裏技のようなルールがあるんです…
なんとこの裏技を使えば同じマイル数でたっぷりと目的地以外でも旅行を楽しむことも可能!
どうしても「必要マイル数」ばかりに目が行ってしまいがちですが、今からお伝えする裏技を使って充実した旅行にしてください!
マイルを使うためには基本的な条件が定められています。お得に使うためにも、ここでお伝えする8つの条件について理解しておきましょう。
マイルを使うために知っておきたい基本的な8つの条件
条件1、片道では利用できない
片道から利用できるようになってほしい!…と思うのは山々ですが、ANAマイレージクラブでは『片道ではご利用になれません』と記載されており、往復12,000マイルからの利用となります。
ちなみに出発地からの必要マイル数が最も高い地点が目的地となります。
※イメージ図

このように往路到着地と復路出発地が異なるゾーンの場合においては必要マイル数が最も高い地点が目的地となるので、上記の場合では「ロサンゼルス」が目的地となります。
この場合は必要マイル数は各ゾーンで必要なマイル数の2分の1の合算になります。
こちらは後ほど詳しくお伝えします。
条件2、必要マイル数は、出発地と目的地のゾーン、シーズン、クラスによって違う
必要なマイル数は「出発地と目的地のゾーン」によって異なります。
発着地 利用クラス 韓国(ゾーン2)・日本(ゾーン1)
| ローシーズン | レギュラーシーズン | ハイシーズン | |
| エコノミー | 12,000 | 15,000 | 18,000 |
| ビジネスクラス | 25,000 | 30,000 | 33,000 |
例えば「日本(ゾーン1)」から「ソウル(ゾーン2)」の場合、一番安いシーズンでエコノミークラスを利用すれば12,000マイルとなっています。
これがハイシーズン(2020年なら1/1~1/5など)の場合であれば18,000マイルとなります。
またビジネスクラスを利用すれば、ローシーズンでも25,000マイル、ハイシーズンなら33,000マイルとなるのです。
条件3、「往路」「復路」で異なるシーズン・クラスの場合はそれぞれのシーズン・クラスの必要マイル2/1を合算する
発着地 利用クラス 韓国(ゾーン2)・日本(ゾーン1)
| ローシーズン | レギュラーシーズン | ハイシーズン | |
| エコノミー | 12,000 | 15,000 | 18,000 |
| ビジネスクラス | 25,000 | 30,000 | 33,000 |
例えば日本から韓国のソウルでのフライトならばハイシーズンは1/1~1/5などの年始がありますが、日本を1/5に出発し韓国から1/6に帰国した場合はこのような計算になります。
(18,000マイル÷2)+(12,000マイル÷2)=15,000マイル
また、同じ日に往路をエコノミークラス、復路をビジネスクラスにする場合では、
(18,000マイル÷2)+(25,000マイル÷2)=21,500マイルとなります。
条件4、マイル不足分を現金やANA SKYコインなどで補うことはできない(家族のマイルを合算することは可能)
マイルが少しだけ足りない場合でも、その不足分を現金で補うことはできません。
そのため、どうしてもマイルを貯めていくしかありません。
ただしANAカードファミリーマイルおよびANAマイレージクラブファミリーアカウントサービス(AFA)に参加されている家族がいるのであれば、そのマイル数を合算することができますから、家族みんなでマイルを貯めるようにしましょう。
条件5、国際線特典航空券には利用できない期間がある
東京・名古屋・大阪
発 2020年 5/2~3、8/8~10、12/29~30
着 2020年 1/3~1/5、5/5~6、8/15~16
国際線特典航空券を利用する場合、上記の国内線の利用できない期間が適用外となりますので注意しておきましょう。
ちなみにファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミーには、利用できない期間はありません。
条件6、特典航空券は旅行開始日から1年間の有効期限がある
特典の航空券には有効期限があり、旅行開始日から1年間以内に利用しないと失効してしまうので注意が必要です。
条件7、特典航空券はマイル積算対象外
特典航空券を利用してもANAプレミアムポイントには加算されません。
ただしANAライフタイムマイル(LTマイル)と呼ばれる、入会から現在までの総飛行距離には加算されることになり、ANAミリオンマイラープログラムのステータス認定基準に利用ができるものです。
条件8、「復路」搭乗日の355日前(出発日は含まない)午前9時(日本時間)から第一区間出発の96時間前まで申込可能(ただし往復同時予約及び発券に限る)
復路に関しては355日前から航空券の予約ができ、出発する96時間前までに予約しないといけないというものです。
国際線特典航空券で利用できるとてもお得なルールとは
ここでは、国際線特典航空券で利用できる意外に知られていないお得なルールをお伝えしていきます。
このルールを知らずにいると、余分な航空券を購入してしまう可能性があるので必ず目を通して活かしてください!
1、出発地からの必要マイル数が最も高い地点が目的地となる
東京からハワイ(ホノルル)に行きたい場合には、一般的には次のようになります。
※イメージ図

発着地 利用クラス ハワイ[ホノルル](ゾーン5)・日本(ゾーン1)
| ローシーズン | レギュラーシーズン | ハイシーズン | |
| エコノミー | 35,000 | 40,000 | 43,000 |
| プレミアムエコノミー | 53,000 | 58,000 | 61,000 |
| ビジネス | 60,000 | 65,000 | 68,000 |
| ファースト | 120,000 | 120,000 | 129,000 |
この場合、レギュラーシーズンにエコノミーを利用する場合なら、35,000マイルが必要となります。
しかし、上の図を次のようなルートでフライトを考えることもあると思います。
【東京からロサンゼルスに向かい、そこからホノルルを経由して東京に戻る】といったルートです。
この場合、目的地としては一番使用するマイルの高いロサンゼルス(ゾーン6)が目的地となります。
このように往路到着地と復路出発地が異なるゾーンの場合には特別な計算方法になります。
各ゾーンで必要なマイル数の2分の1を合算するという計算方法ですが、後ほど詳しくお伝えしていきます!
2、国内区間を無料で付けられる
一般的には「東京⇔ハワイ」など、シンプルなルートになることが多いでしょう。
でも場合によっては北海道の人が東京を経由してハワイに向かい、復路でも東京を経由して札幌に戻るということは多いと思います。
札幌から直行便が出ていない場所にフライトしたい場合には、そのような事情もあるためです。
しかしこのようなルートの場合、往路の『札幌から成田や羽田』、復路の『成田や羽田から札幌』の国内線を無料で付けることができ、使用するマイルはエコノミーでローシーズンなら、変わらずの35,000マイルで利用することができるのです。
ただし、条件があって往路・復路それぞれの最初の都市、または最後の都市を経由することはできません。
つまり札幌から東京に移動して、さらに札幌に移動してからハワイにフライトするようなことはできないということです。
ですが2区間まではOKなので【札幌から「成田や羽田」に移動し、さらに「関西国際空港」に移動してからハワイに移動する】なんてルートができます。
経由地では24時間以内なら滞在可能ですので、札幌の人が東京で一泊し、さらに大阪で一泊し、ハワイに遊びに行くという豪華な旅行も同じマイル数を利用して可能なのです。
この24時間を超える滞在は途中降機(ストップオーバー)と呼ばれるもので、目的地以外に往路・復路いずれか1回可能となっています。
そのため東京や大阪で往路・復路いずれか1回だけなら24時間以上の滞在が可能になります。

しかも使用するマイルは、日本からハワイまでの35,000マイルだけ!
例えば東京からバンコクを経由して、シンガポールを目的地としている場合、往路か復路のいずれかにおいて24時間以上滞在可能な途中降機(ストップオーバー)を利用することができるのです。
シンガポールの旅行で、バンコク旅行まで楽しめるのはものすごくお得ですよね!
3、国内なら出発地と最終帰着地が異ってもいい
「オープンジョー」と呼ばれるもので、同一国内ならば出発地と最終帰着地が異ってもいいというルールになっています。
出発空港が「成田や羽田」で、最終空港が「関西国際空港」といった異なる航空券になることも認められているのです。
これは同一国内ならば適用されるルールなので、海外発であったとしても同一国内ならばOKです。
ただし次の注意点があります。
※香港と中国、香港とマカオは別国とみなされてしまいます。
※スカンジナビア内のみの旅程を除き、スカンジナビア3カ国(デンマーク・ノルウェー・スウェーデン)は、同一国とみなされてしまいます。
※アメリカ合衆国とカナダは同一国とみなされてしまいます。
※ヨーロッパ内のみの旅程を除き、ヨーロッパは同じ国とみなされてしまいます。但し、ウラル山脈以東のロシアの一部地域は例外です。
4、同一エリア内であれば往路到着地と復路出発地が異ってもいい
例えば東京からドイツのフランクフルトにフライトし、復路の出発地をフランスのパリにするような場合、往路到着地と復路出発地が異なっていても同一エリア内であればOKなのです。
エリアは次のように定められています。
エリア1 北米、ハワイなど
エリア2 欧州、中東、アフリカ、ロシアなど
エリア3 日本、韓国、中国、東南アジアなど
ただし同じエリア内であっても、ゾーンが異なってマイル数が違う場合であれば以下の計算式によってマイル数を決定することになります。
5、往路到着地と復路出発地が異なるゾーンの場合、各ゾーンで必要なマイル数の2分の1の合算
東京を出発してロサンゼルスに向かい、ハワイを経由してまた東京に戻るということを想定してみます。
この場合ロサンゼルスはゾーン6で、ホノルルはゾーン5なので往路と復路でマイル数が異なってしまいます。
日本からロサンゼルス、ホノルルから日本の2分の1を合算したマイル数が必要になります。
エコノミーでローシーズンの場合なら、このようになります。
日本からロサンゼルス:40,000マイル÷2=20,000マイル
ホノルルから日本:35,000マイル÷2=17,500マイル
20,000マイル+12,500マイル=37,500マイル
このような計算式によって、37,500マイルが必要です。
まとめ
ANAマイレージクラブの公式サイトを見るとこのような内容がすべて書かれていますが、じっくりと見る機会はないかもしれません。
なので今回、他では知られていない条件でわかりやすく解説してみました。
せっかく頑張って貯めているマイルですし、楽しく利用していきましょう!
